知っておくとより楽しめるカナダのGP観戦の豆知識

毎年開催されているF1GPを知っている人は少ないのではないでしょうか。特に若い世代になるとバラエティー番組等に隠れてしまい、F1GPという言葉自体知らない方もいるはずです。F1GP自体は毎年開催されていますが、多くの国で開催されます。2018年は10年ぶりにフランスが再度参加となり全21ヵ国で開催されました。月に1回から3回ほど開催され3日間に渡り息をのむような死闘が繰り広げられます。カナダでは毎年6月の序盤に行われ、全体的に時刻は現地時間では夕方から開催されることが多いです。日本時間になると深夜に中継されるようになるので、中継される時間帯もF1GP知る人が少ない事に関係していると思われます。カーレースは難しそうで詳しく知っていないと楽しめないというイメージも強いですが、実際は要点を抑えるだけで初見の方でもしっかり楽しめます。

カナダ出身のドライバーの活躍が見どころ

F1GPと言えば、多くの車が一斉に大混雑のスタートを切るのが特徴だと思われがちです。実際は大勢でのスタートは決勝戦のみで行われています。主に金曜日に行われるフリー走行は一日に3回ほど開催され、いい結果が出れば走るのは1回のみでも大丈夫です。テスト走行になるのでドライバーの調子を見るのには最適です。フリー走行の次の日にある予選は主に土曜日に開催され、3回あるタイムアタックでその中でベストタイムを集計します。成績によって順番に落とされていくので予選の最後の走行には10人しか残りません。なので、カナダで開催されたとしてもカナダ出身のドライバーが確実に出られる可能性は100%ではありません。母国の名誉の為に戦わなければならないので、力の入った走りが予測できる母国ドライバーは見どころと言えます。

各国でサーキットの特徴で荷所が分かれる

GP最終日にある決勝は主に日曜日に行われ、そこで一般的に行われる一斉スタートは見る事が出来ます。車体の破損についてリタイヤといい、最後まで走り切る為にもスタートは慎重になります。そして、各国でF1GPは開催されますが開催国のサーキットは固定の時が多く、各国のサーキットにも特徴があるのでそこを知っておくとF1GPが更に楽しく視聴できます。カナダで多く開催サーキットに選ばれている サーキット・ジル・ビルヌーブ は壁の位置が近く毎年多くのリタイアを出しています。カナダの気候的にもコース場がドライになりやすく猛スピードのクラッシュに繋がります。カナダ戦ではクラッシュの映像と、リタイヤしない為のドライバー達の巧みなスレスレのレースが見どころになります。カナダ戦のF1GPを見る際には、母国ドライバーとサーキット場のクラッシュレースに注目して視聴するのがお勧めです。